fx

今回はFXは不況でも利益が出せる!について説明していきます。

 


通常の投資の場合、買った後に値が上がった時点(上昇トレンド)で売って利益を出すのが一般的ですが、FXでは下落している時点(下落トレンド)でも利益を出すことができます。

 


「投資で利益を出せるのは景気が好調なときだけ」と思っている人は多いのではないでしょうか。

 


株は好景気じゃないと利益が出ません。しかしFXなら円安や円高、不況といったどんな相場においても儲けのチャンスがあるのです。

FXは2つの国の通貨の交換価値の変動を利用する取引であるため、値動きの方向(トレンド)に関係なく利益をあげることができるのです。

 


理由は、FXは外貨を買うという取引からだけでなく、外貨を「売って後で買い戻す」という取引が可能だからです。

 


どういうことかというと、通常の投資なら1ドル=100円で買い、1ドル=101円のところで売り、1円の利益を得ます。これが「買ってから売る」一般的な投資方法であるのに対し、

FXは、1ドル=110円の時に現実には保有していないドルを売り、1ドル=100円になった時点で、ドルを買い戻すことで1円の利益を得られます。

 


「売った後に買う」「売りから入る」というFXならではの特殊な取引です。

少し難しいですが、FXはどんなに景気が悪く株式市場が低迷していても変わらず利益を出し続けることができるということを覚えておいてください。

 


FXでは通貨を売買して利益を出すこと以外に、外貨を買って持っているだけで外貨預金金利のように資金を増やすことができます。

外貨預金をやったことがある方はご存知かと思いますが、利率の高い外貨で預金することで金利(インカムゲイン)を得ることができます。FXにも同様の仕組みが存在し、スワップポイントと呼ばれます。

 


スワップポイントとは】

スワップポイントとは、貯金に例えると金利のようなものです

• 正式には、FXで売買を行ったときに発生する2国間の金利の差のことをいいます。

 


通貨にはそれぞれの国が設定した金利が存在します。例えば日本の場合、金利政策金利)はたったの年0.1%しかつきません。しかし、トルコの通貨トルコリラの場合、年8.0%という超高金利です。

 


トルコリラのような高金利の通貨を買って日本円のような低金利の通貨を売るという取引を行った場合、2国間の金利の差額分を利益として受け取ることができるという仕組みです。

 


この、2国間の金利差のことをスワップポイントといいます。金利のように毎日利益が加算されるのでスワップ金利とも呼ばれます。

スワップポイントは高金利の通貨を買い、持ち続けることで毎日付与されます。

では、実際にFXではどのくらいの金額がスワップポイントとして利益になるのでしょうか?

 


100万円をFXと外貨預金、さらに一般的な預金の3通りで投資または預金した場合、1年後にいくらになっているのか見ていきましょう。(米ドルで計算します)

 


一般的な預金
外貨預金
FX
約1,000,010円
約1,002,000円
約1,017,500円

 

一般的な預金の場合、金利はたったの年に0.001%しかつきません。日本で100万円を預金したとしても、1年後の金額はほぼ変わらないでしょう。

外貨預金の場合の金利は、一般的な預金より少しアップした0.2%ですが、大きな利益とは言えません。

最後にFXの場合です。現在の米ドルででは1.75%のスワップポイントがつきます。100万円で計算をすると1日あたり48円前後が付与されることになり、年間で17,500円もプラスになります。

3通りの中でもっとも金利が得られるのがFXで、その差は一般的な預金の1750倍、外貨預金の9倍近くとなり、圧倒的であるのがわかります。

例で挙げた米ドルのスワップポイントの%はそれほど大きくないのですが、トルコリラ南アフリカランドなどの高金利通貨を取引をすることで高額なスワップポイントを狙うことができます。

 


次回はFXのリスクと儲かる反面デメリットがある?!を説明していきます。