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初心者が陥るFX最大のリスクは「損切りができない」こと!

 


FXで負けてしまう人の特徴として最も多いのが「損切りができない」ことにあります。

そして、この「損切りができない」ということがFX取引において最大のリスクであり致命傷になるのです。

 


損切り

損切りとは、保有しているポジションが損している状態で損失を確定させることです。

• 例えば、今後ドル円が上昇すると思ってドル円を買ったけれど、逆に下がってしまったので損を確定させることを損切りといいます。

 


損切りができないことは、初心者が非常に陥りやすい落とし穴です。

というのも損切りは損失を確定するので、ネガティブなイメージをもっている方が多いですが、むしろ逆なのです。

 


FX初心者や個人投資家が犯しやすい失敗は、予想が外れて損が出てしまった時に「いずれ戻るかもしれない」という根拠のない願望にすがりついてしまうことです。そして結果的に、損切りが出来なくて大損してしまうということは非常によくある負けパターンです。

 


確かに為替レートは常に動いているので損が利益に変わっている可能性もあります。

しかしながら、損が何倍にも膨れ上がっていたり強制ロスカットに遭うことだって十分あり得るのです。

 


いつまでも損切りをせずポジションを持ち続けていると、さらに損失が膨らむ可能性があり結果として大損してしまうというパターンがFXにおいては非常に危険なのです。

 


世の中には損切りが出来ずポジションを持ち続けたことで、何百万や何千万という損失を出したトレーダーが山ほどいます。

 


「あの時損切りしておけば大損しなくてすんだ」という後悔をしないために、見通しが誤っていれば早めに損切りをすることがFX取引において最大のリスク管理といっても過言ではありません。

 


損切りは次のトレードにつなげるために必要な行為であり、損切りを早めに行うことで次のトレードを行う資金も確保でき、チャンスも広がります。

また、負けを認めて損切りをすることで次のトレードに気持ちを切り替えることができます。

 

 

 

FXの9つのリスクと回避策|大損しないために知るべきリスク管理方法!

 


FXにはまだまだたくさんのリスクが含まれています。

以下では、FXの全てのリスク内容とそれぞれの回避策・軽減策を紹介していきます。

 

リスク内容
回避策
為替変動
経済イベントなどの

価格変動により

損失を被る可能性がある
経済ニュースを

日々チェックする
レバレッジ
レバレッジはハイリスクハイリターンであるため証拠金以上に損失を被る可能性がある
レバレッジを抑える

(5倍まで)

・必要証拠金に対して十分な資金を口座に入れる
強制ロスカット
相場急変により、

保有ポジションが強制決済されてしまう可能性がある
レバレッジを抑える

(5倍まで)

・必要証拠金に対して十分な資金を口座に入れる
流動性
相場急変や経済イベントなどで価格が配信されない可能性がある
安定してレート配信できるFX会社を選ぶ
スリッページ
注文レートと約定レートに乖離が生じる可能性がある
スリッページ設定を

事前にしておく
金利変動
スワップポイントが

逆転して損をする可能性がある
スワップカレンダーを

日々チェックする
週末
週末明けの月曜日にレートの

ギャップが生じる可能性がある
週末にはポジションを

スクエアにしてリスク管理を図る
システム障害
注文やログインができなくなる可能性がある
不測の事態に備えて

予備口座を開設しておく
信用
FX会社が倒産してしまう可能性がある
信託保全をしているFX会社で取引を行う